発売されている、み言の本を読んで感じる事。

 最近出版された「後天時代と真の愛の絶対価値」という本をパラパラと読んでみました。
 で、どうもおかしいんですよね。なんかカットされてる感じです。
しかも、結論が抜けてるような感じ・・・結局、何が言いたいの?って感じです。
X-ファイルみたいな不完全燃焼感があります。まだ、最初の数十ページを読んだだけなので、結論はだせませんが。
これは今に始まった事ではありません。

もうずっと昔のことですが、み言をそのまま放送している衛星放送局がありました。(今もある)
それを教会かどこかで見た事があります。もちろん、日本語の字幕でみました。
それから3ヶ月ほど後に発行された「ファミリー」という教会の月刊冊子に、その内容が掲載されました。
・・・ところが、肝心な内容が見事にカットされていました。意味無いじゃん!
これでは、まともな信仰者が育つわけがありません。
いくつかありますが、いま思い出した内容は、(だいたいの内容ですが)
「・・・男性は女性よりも全てにおいて優れています。体も大きいし、力も強いし、声も大きいし、ご飯の量も多いし、何一つ女性はかないません。・・・・・でも、その強くて何でもできる男性が愛の世界においては、自分より小さくて弱い女性の為に何でもしてあげるというのです。犬のように忠誠を・・・(みたいな内容)」
そりゃあ、日本ではカットですね。そんなみ言を伝えたら、男の沽券にかかわる!と言う判断でしょうか

結局、日本語の「ファミリー」では、「女性は何一つ男性にはかないません。男性は体も大きいし、走るのも早く、力も強く、ご飯も沢山食べます。何一つかないません。」これでおしまい。
 カイン・アベルのみ言も、「アベルはカインに侍らなくてはならない」「アベルは神様から受けた愛に自分の愛もプラスして、先にカインを愛さなくてはならない。」という部分の教育は・・・無かったなぁ。
アベルをお父様の代身として、お父様に接するように侍りなさい」という事はしっかり言われていました。だから、「カインはアベルに従順屈服」と大々的に教育されていました。
でも、お客様には「お父様がされたように、侍りましょう」といって、ゲストには親切です。
食口をなぎ倒して、ゲストの通る道をあけるというか・・・。

一言でいえば、「釣った魚にはエサはいらないだろ!」という世界でした。私が見てきた教会は。
でも、なかには、本当に立派な方もおられるんですが。