集団心理、価値観、感覚、DVなど

●集団心理、群集心理。
映画などで見る集団虐殺のシーンはたいてい、数人の武器を持った軍人と、無力な数百人の群集です。
なにもしなくても何人かは殺されるなら、皆で一斉に軍人に襲い掛かればいいのに、それができない。
武器を持った軍人がたった一人で、民衆は数十人いても、できない。

南国のどこかの国の出来事で、
街でスリが逃げるのを周りの人で追いかけて、捕まえ、袋叩きに遭わせるという映像がありました。
警察が来て犯人は命拾いしました。それくらいの心意気が欲しい。

誰だったか作家の半生記で、村人達が敵の兵隊から隠れるために小屋で息を潜めている時に、幼児がぐずりはじめました。じいさんが「黙らせろ」と言い、母親は・・・そこまでして助かりたいのか。
一人を犠牲にすれば、みんなは助かるから?そんな風にしてでも生き延びる事が大切なの?
人間性を捨ててでも生きる事が大切なのか・・・。

貞操観念
雪女の伝説は、“雪女”に遇ったという実話がもとになっているようです。身売りに出された少女が耐え切れず、雪山に薄着で逃げ出して、故郷に帰ろうと彷徨っている姿。だそうです。
雪山に現れる、遊郭の衣装をまとった姿に「雪女郎」という題名の地域もあります。子供に聞かせるときにそれはちょっと、ということで、白い着物を着ている事になったようです。
親に貞操観念がなかったのか。もしあったとしたら、その辛さがわかるなら、貧しくて家族共倒れでもいいではないか。子供を犠牲にしてでも生きたい親・・・。
心を失ってしまったら、それくらいの事は平気なのでしょうか。
いえ、共倒れよりは、子供が生きていける道を選んだのでしょう。

統一教会は何よりも貞操を重んじています。一時期護身用にナイフを携帯するようにという指示が出た事があったそうです。(女性だけね)
統一教会では自殺は最も罪深い事だと教えられています。最悪の場合、相手を傷つけてでも貞操を守れという事でしょう。

●痛み
痛みには限界があります。限界以上の痛みはありません。でも心の痛みは体の痛みの限界を超えている。
私は歯科の治療を受ける時、麻酔なしのレーザー治療や、前歯の治療で痛みを感じましたが、これは治療の痛みだと思うから安心できるし、単なる「痛み」です。
でも、それが、拷問の痛みだったら?破壊される痛みだったらどれ程恐ろしいか、と毎回考えていました。
最近は麻酔して治療してくれますね。
そして、この先端医療を全世界の人たちが受けられるようにと歯科治療の度に願っています。

因みに、局部麻酔では痛みは感じなくなってても、苦しさは感じます。麻酔でも消えない苦しさって恐ろしいです。

●怒り
教会に、心のやさしい、真面目でおとなしいタイプの小柄な女性がいました。
しっかりしてるけど、従順なタイプです。
でも、ある時彼女が憤慨していました。電車で嫌な事があったようです。
「もし、私がもっと体が大きくて力が強かったら“オラオラ~っ!”と立ち上がってやっつけてやるのに」って言ってました。( ̄ロ ̄lll)
うそ~っ、って感じでしたが、やはり悔しい思いは同じです。強い男だけが怒りを覚えるのではありません。

力のある人間は、力で押さえつけられる者にも「悔しさ」がある事を知らないのでしょうか?
悔しさがわかりながら、味わわせているのでしょうか。
例えば相手の立場に立って考えてみましょう、という質問に対して、
1、自分自身がその立場に置かれたと考え、「自分がそんな扱いを受けるのはイヤだ」と思うタイプ。
2、「そういう対象だから、そういう扱いをされても仕方ないんじゃないの。(でも、自分はその立場に立つ事などありえない)」と考えるタイプ。
の二通りに別れるようです。後者は、救いようがありませんね。

自分が嫌な事は、性別や立場に関係なくイヤですよね。

家庭内暴力について
私の同僚の女性達の中で、ティータイムを共に過ごすことがある既婚者は12人くらい。
そのうち、夫が暴力を振るうという人が2人いました。
表向きは従っていますが、心の中では夫を軽蔑していました。
夫が優しいというのは4人。それ以外は不明。

不倫希望オヤジが言った言葉「自分のものになったら、殴ってでも言う事を聞かせるのになぁ。楽しいだろうなぁ」。思い通りにならない女を力で従わせるのが楽しいらしい。何だ?その変態的支配欲は。きっと、「太陽と北風」のお話には興味ないんだろうな。

完全に精神を病んでいる場合もあります。
私も前線中(24歳時)、精神異常者に襲われた事があります。
後ろから羽交い絞め(?)というか、つかまってしまいました。
首に腕が回っていましたが息はできたので、ホントに意識を失う前に、気を失ったフリをして倒れこみました。(役者!)
そこに軽トラの爺さんが止まりなにやら話していました。(私は、『コイツ仲間か!車で連れて行かれるのかな。でも数千分の一のチャンスがあと3回(←根拠なし)くらいあるはず。それを確実に見極めれば助かる・・・』と考えていました。反面、コレで終わりかな・・とも思いました。)
私は何を思ったか、フラフラと立ち上がってしまったら、引きずられてしまい、悲鳴を上げたら、近くの会社の男性が助けに来てくれました。(助けに来た男性は殴られたらしい)
通りかかった爺さんは近所の人で、グルではなかった。「助けたいのはやまやまだったが、このとおりの年寄りなもんで・・・」と言っていた。ちょっと、じいさん・・・見殺しにしたら後味わるいゾぉ~。
助かった私は近所の家に駆け込み、“あの悲鳴の人ね”と慌てる家人に「警察に電話してください!」とテキパキと冷静に言いました。
≪警察の調査に答える近所のおばさん≫
おばさん「バンバンと叩く音まで聞こえたのよ~。(カワイそうに叩かれたのね)」
私「いえ、それ、私が(犯人を)バッグで叩いてたんです・・・」
おばさん「・・・( ̄_ ̄lll)あ、そ、そうなの?・・・」
警官「・・・・」
結局、精神異常者だから罪には問われません。それに関する警察の対応も、無神経でした。
が、犯人は病院送りになりました。
*私はただつかまって引きずられただけで、暴力系や痴漢系の被害は全くなかったのでよかったです。

後で、息子さん2人(20才くらい)が菓子折りを持ってお詫びに来ました。彼らも幼い頃から虐待されていたそうです。
幼い頃、足の指を踏み潰されたとか・・。
でも、良い青年に育っていて良かった。(表面的にはとても純粋な青年たちに見えた)


後日聞いた事
おばさんが「あの人、きれい過ぎたからよ」(←にわかに信じがたいだろうが、ホントにこう言ってたらしい。老眼・・・?)おーぃっ!!ソレで喜んでる場合じゃないだろーー!

因みに、12年ごとに1回危険レベルで襲われています(いずれも未遂)。次は36歳、それまでに祝福をうけて運勢変えなきゃと思ってました。3度目は助からないような気がしてましたから。